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有機肥料でつくる!カブ(耐病ひかり)の育て方

time 2018/10/31

有機肥料でつくる!カブ(耐病ひかり)の育て方
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【カブの紹介】

品種:耐病ひかり(アブラナ科)

形が良く、肉質は柔らかくジューシー。

スが入りにくく、根割れの心配も少ない。

栽培が簡単で作りやすい品種。

種のまき時

2月中~4月、7月中~10月上。(関東平野部の気候を想定)

収穫までの期間

種をまいてから4~5週間

土づくりを含めると5~6週間

【0週目 土づくり】

【所要時間】
30分
【準備する道具】
クワ、スコップ、メジャー、マルチ留め、肥料(牛糞たい肥:1リットル、油かす:50㏄)、計量カップ

区画を決める

ウネをつくる位置を決めます。雑草は取り除いておきましょう。

今回は幅50cm×長さ50センチのウネを想定しています。(もっと広い場所で作る場合は適宜、肥料の量を増やして下さい)

隣に別のウネがある場合は、作業をしやすくするため、最低でも50cmの空きスペースを取りましょう。

ウネをつくる位置の四隅に目印として、マルチ留めに使うピンを刺しておくと分かりやすいです。

肥料を混ぜて耕す

ウネの場所に目印をつけたら、以下の肥料を土に混ぜて、クワで耕します。

【肥料】牛糞たい肥:1リットル、油かす:50㏄

土が固い場合はスコップを使って土を掘り起こしてから、クワで耕します。

土の塊はできるだけ崩しましょう。肥料がなじみやすくなります。

土を盛り上げてウネを作る

肥料を土に満遍なく混ぜたら、クワやスコップを使って、

ウネの目印の外側から土をすくい、

中心に土を寄せて盛っていきます。(お堀を作るイメージ)

これで土づくり完成。

このまま1週間放置し、肥料が微生物によって分解されるのを待ちます。

【1週目 種まき、トンネルづくり】

【所要時間】
30分
【準備する道具】
カブの種、ダンポール2本、トンネルパッカー4つ、Uピン2つ、防虫ネット、ジョウロ

種をまく

軽くウネを耕した後、ウネの表面を平らにします。

ウネの表面に幅15センチ間隔で深さ1センチの溝をつくります。

溝の中に種を一粒ずつ2㎝間隔で「すじまき」します。

種をまいたら、土をかぶせて、

手でしっかりと上から土を抑えて鎮圧します。

鎮圧後は、土が湿る程度に水をあげます。

トンネルをつくる

ウネの両端にダンポール(トンネル用の曲げられる支柱)をアーチ状に刺します。

ダンポールの先を20~30cmの深さまでしっかり土に刺してください。

ダンポールの上に防虫ネットをかけてピンと張ります。

両サイドの裾を束ねて結び、Uピンで土に刺して固定します。

ダンポールと防虫ネットをトンネルパッカーで固定します。

↓は少し大きいトンネルですが、こんな感じに作ります。

ダンポールを曲げてアーチ状に刺すときに

うっかり手を滑らせると支柱が跳ねて危険ですので注意してください。

特に小さいお子さんがいる場合は少し離れたところで見ていてもらいましょう。

【2週目 発芽、1回目の間引き】

【所要時間】
10分
【準備する道具】
ジョウロ

1回目の間引き

芽が出始めたら、1回目の間引きを行います。

隣の芽と3cmくらい間隔を空けて間引きをしましょう。

間引きして空いた穴はしっかり埋めておきます。

【3~4週目 2回目の間引き】

【所要時間】
20分
【準備する道具】
ジョウロ、(油せっけん水(自然農薬))

2回目の間引き

本葉が4~5枚出てきたら、2回目の間引きを行います。

隣の芽と5~10cmくらい間隔を空けて間引きします。

間引きして空いた穴はしっかり埋めておきましょう。

間引いたものは食べることができます。

↓間引いたカブ

↓間引き後のカブ

アブラムシの除去

できれば葉の裏を一枚一枚確認し、アブラムシがいないか確認しましょう。

野菜が弱ってしまうだけでなく、アブラムシが病気を運んでくることもありますので

見つけ次第、捕殺しておきましょう。

指で葉の裏をなぞってもいいですが、自然農薬の油せっけん水を散布してもいいです。

油せっけん水はサラダ油・水・無香料無着色の食器用洗剤を混ぜ合わせて作ります。

水やり

間引き、アブラムシ除去が終わったら、たっぷり水をあげましょう。

【6週目~ 収穫】

【所要時間】
10分
【準備する道具】
収穫した野菜を入れるビニール袋など

収穫!

カブは、上から見たとき、実の直径が3~5cm程度の大きさになったら収穫タイミング

収穫が遅れると、ス(中身がスカスカのスポンジ状になる)が入ったり、実が割れてしまうので注意が必要です。

【保存方法】

根の部分は冷蔵の場合、葉を切り落として、キッチンペーパーにつつんで、保存袋に入れて冷蔵すれば1週間ほど持つそうです。冷凍の場合は、使いやすい大きさに切って保存袋に入れて冷凍すると1か月ほど保存可能です。

葉の部分は、軽くゆでて、小分けに切ってラップでつつみ、保存袋に入れて冷凍すれば1か月持ちます。葉の部分はあまり保存がきかないので冷蔵の場合はなるべく早く消費した方がいいそうです。

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畑のレンタルサービス(シェア畑)を通して、有機野菜の作り方を学んでいくサイトです。

 

プロフィール

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神奈川在住のシステムエンジニア。趣味で野菜作りを始める。実家は兼業農家なのに野菜作りは全くの素人。将来実家の農地を耕すかもしれないので、勉強もかねてシェア畑で野菜作りを始める。 就農までの記録つけはじめました。 https://road-to-farmer.874-lifehack.com

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