2018/11/02
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【ミニチンゲンサイの紹介】
品種:シャオパオ(アブラナ科)
通常のチンゲンサイより小さくて扱いやすい品種。
暑さ、病気に強く、ほぼ一年中つくれます。
和食、洋食、中華など幅広い料理に使うことができます。
種のまき時
3月上旬~12月末。(関東平野部の気候を想定)
収穫までの期間
種をまいてから4~5週間
土づくりを含めると5~6週間
【0週目 土づくり】
【所要時間】
30分
【準備する道具】
クワ、スコップ、メジャー、マルチ留め、肥料(牛糞たい肥:1リットル、油かす:50㏄)、計量カップ
区画を決める
ウネをつくる位置を決めます。雑草は取り除いておきましょう。
今回は幅50cm×長さ60センチのウネを想定しています。(もっと広い場所で作る場合は適宜、肥料の量を増やして下さい)
隣に別のウネがある場合は、作業をしやすくするため、最低でも50cmの空きスペースを取りましょう。
ウネをつくる位置の四隅に目印として、マルチ留めに使うピンを刺しておくと分かりやすいです。
肥料を混ぜて耕す
ウネの場所に目印をつけたら、以下の肥料を土に混ぜて、クワで耕します。
【肥料】牛糞たい肥:1リットル、油かす:50㏄
土が固い場合はスコップを使って土を掘り起こしてから、クワで耕します。
土の塊はできるだけ崩しましょう。肥料がなじみやすくなります。
土を盛り上げてウネを作る
肥料を土に満遍なく混ぜたら、クワやスコップを使って、
ウネの目印の外側から土をすくい、
中心に土を寄せて盛っていきます。(お堀を作るイメージ)
これで土づくり完成。
このまま1週間放置し、肥料が微生物によって分解されるのを待ちます。
【1週目 種まき、トンネルづくり】
【所要時間】
30分
【準備する道具】
ミニチンゲンサイの種、ダンポール2本、トンネルパッカー4つ、Uピン2つ、防虫ネット、ジョウロ
種をまく
軽くウネを耕した後、ウネの表面を平らにします。
ウネの表面に幅15センチ間隔で1センチの溝をつくります。
溝の中に種を一粒ずつ2㎝間隔で「すじまき」します。
種をまいたら、土をかぶせて、
手でしっかりと上から土を抑えて鎮圧します。
鎮圧後は、土が湿る程度に水をあげます。
トンネルをつくる
ウネの両端にダンポール(トンネル用の曲げられる支柱)をアーチ状に刺します。
ダンポールの先を20~30cmの深さまでしっかり土に刺してください。
ダンポールの上に防虫ネットをかけてピンと張ります。
両サイドの裾を束ねて結び、Uピンで土に刺して固定します。
ダンポールと防虫ネットをトンネルパッカーで固定します。
↓は少し大きいトンネルですが、こんな感じに作ります。
ダンポールを曲げてアーチ状に刺すときに
うっかり手を滑らせると支柱が跳ねて危険ですので注意してください。
特に小さいお子さんがいる場合は少し離れたところで見ていてもらいましょう。
【2週目 発芽】
【所要時間】
5分
【準備する道具】
ジョウロ
水やり
早ければ1週目で発芽します。
たっぷり水をあげましょう。
【3週目 1回目の間引き】
【所要時間】
20分
【準備する道具】
ジョウロ、(油せっけん水(自然農薬))
1回目の間引き
本葉が2~3枚出てきたら、1回目の間引きを行います。
隣の芽と3cmくらい間隔を空けて間引きします。
間引きして空いた穴はしっかり埋めておきましょう。
アブラムシの除去
できれば葉の裏を一枚一枚確認し、アブラムシがいないか確認しましょう。
野菜が弱ってしまうだけでなく、アブラムシが病気を運んでくることもありますので
見つけ次第、捕殺しておきましょう。
指で葉の裏をなぞってもいいですが、自然農薬の油せっけん水を散布してもいいです。
油せっけん水はサラダ油・水・無香料無着色の食器用洗剤を混ぜ合わせて作ります。
水やり
間引き、アブラムシ除去が終わったら、たっぷり水をあげましょう。
【4週目 2回目の間引き】
【所要時間】
20分
【準備する道具】
ジョウロ、(油せっけん水(自然農薬))
2回目の間引き
本葉が4~5枚出てきたら、2回目の間引きを行います。
隣の芽と5cmくらい間隔を空けて間引きします。
間引きして空いた穴はしっかり埋めておきましょう。
間引いたものは食べることができます。
アブラムシの除去
先週と同様、葉の裏にアブラムシがいないか確認して、
見つけたらしっかり除去しましょう。
水やり
間引き、アブラムシ除去が終わったら、たっぷり水をあげましょう。
【5~6週目 収穫】
【所要時間】
10分
【準備する道具】
剪定ばさみ、収穫した野菜を入れるビニール袋など
収穫!
草丈10~15cmくらいの大きさになったら収穫です。
地際を切るか、根ごと抜き取って収穫します。
あまり大きくしすぎると、苦みやエグミが増すため、
なるべく若いうちに収穫すると良いみたいです。
冬に寒さに当たりすぎると春にトウ立ちします。
トウが立つ前に収穫するか、花が咲いてもトウダチ菜(花が咲いた野菜)として、花芽を食べることができます。
あまり茎が硬いものは筋っぽい食感になるので、花が咲いたばかりの茎が柔らかい時ならおいしくいただけるそうです。
【保存方法】
冷蔵の場合、湿らせた新聞紙かペーパータオルに包んで、ポリ袋に入れて冷蔵します。
1週間ほど保存可能。
冷凍する場合は、水洗いして水気を切り、一口大くらいに切って、保存袋に入れて冷凍します。
1か月ほど保存可能。
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