2018/11/02
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コンパニオンプランツとは
野菜には、それぞれ集まりやすい特定の虫がいて、かかりやすい病気も違います。
こういった性質の違う野菜を混植(一緒に植える)することで互いの性質が影響しあい、病害虫が抑えられたり、お互いの生長を促進しあったりできます。
こういった両方の野菜の特徴が、よりよく働く組み合わせをコンパニオンプランツ(共栄作物)と言います。
主なコンパニオンプランツの組み合わせ
主なコンパニオンプランツを紹介します。随時更新予定です。
トマト×マリーゴールド
トマトの天敵はアブラムシ、コナジラミ。
マリーゴールドはこれらの害虫を遠ざけ、トマトの生育を助けて味を良くしてくれます。
また、マリーゴールドには土中のセンチュウ被害を予防してくれる効果があるので、トマトの土壌病害も抑制してくれます。
トマト×バジル
トマトは乾燥を好み、バジルは水分を好むため、トマトへの過剰な水分をバジルが吸収してくれます。
バジルはトマト料理とも相性が良いです。
ナス科野菜×マリーゴールド
マリーゴールドのセンチュウの被害を抑制する性質が、連作障害が心配なナス科野菜を育てるときに効果があります。
連作とは、同じ場所に同じ野菜(あるいは同じ科の野菜)を栽培することをいいます。
連作するとその科の野菜を好む病害虫が居ついたり、土壌の栄養に偏りができてしまって、野菜がうまく育たなくなります(連作障害)。
ウリ科野菜×ネギ類
キュウリなどのウリ科野菜とネギを一緒に植え付けると、ネギの根から出る抗菌物質により、キュウリのツル割れ病などを防ぐ効果があります。
アブラナ科野菜×キク科野菜
アブラナ科の野菜につくモンシロチョウはキク科のレタスなどを避けます。
キク科の野菜には近くに植えたアブラナ科の野菜が卵を産み付けられるのを防ぐ効果があります。
イチゴやウリ科×ニンニク
ニンニクの香りには強い抗菌力があり、イチゴやウリ科の野菜と混植することで病害虫を防いてでくれます。
またニンニクの根の周囲でふえる微生物が、土壌病害を引き起こす病原菌を退治する抗生物質を出します。
その他にも、ニンニクの臭い効果なのか混植するとイチゴの開花時期が早くなるとも言われており、
開花時期が早まることで、収穫期間を長くすることができるとのことです。
有機野菜とコンパニオンプランツ
農薬や殺虫剤を使用できない有機栽培では、コンパニオンプランツはとても重要です。
育てたい野菜にあったコンパニオンプランツは確実にチェックしておきたいですね(*´▽`*)
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